一般名・商品名
ペラペラヨメナ、ペラペラヒメジョオン、メキシコヒナギク、ゲンペイコギク(源平小菊)、ムキュウギク(無休菊)
英名
Mexican fleabane
生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂)
収載 | 区分 | 法的対応 | 栽培 |
---|---|---|---|
あり | その他の総合対策外来種 | なし | 注意点 |
紹介
キク科ムカシヨモギ属に属する多年草、学名は Erigeron karvinskianus で花季は5月~11月です。中央アメリカ原産で、現在では世界中に帰化しており、日本では本州(関東地方以南)・四国・九州に分布しています。花は小さく、直径1.5~2cmほどで、咲き始めは白色ですが、徐々にピンク色へと変化していくのが特徴です。この色の変化から「源平小菊」という別名も持っています。葉は小さく、切れ込みがあり、やや厚みがあります。
ペラペラヨメナは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。乾燥にも強く、比較的育てやすい植物です。ただし、繁殖力が旺盛なため、他の植物を駆逐してしまう可能性があります。そのため、日本では「その他の総合対策外来種」に指定されており、注意が必要です。
ロックガーデンや花壇の縁取り、グランドカバーなど、様々なシーンで活躍します。その可憐な花姿は、庭に彩りを添えてくれるでしょう。また、鉢植えでも楽しむことができます。
同じキク科の植物としては、ヒメジョオンやハルジオンなどが挙げられます。ペラペラヨメナは、これらの植物と同様に小さな花を咲かせますが、花弁がより繊細で、色の変化があるという点で異なります。
ペラペラヨメナの花言葉は「清楚」「可憐」「情熱」です。その小さな花が、力強く咲き続ける姿は、見る人に勇気を与えてくれます。また、花色の変化は、人生の様々な変化を象徴しているようにも見えます。可憐な見た目とは裏腹に、繁殖力が強く、逞しく生き抜く姿は驚異的です。
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