インカリリーの花盛り

Alstroemeria
photo: by nonioke copyright reserved

一般名・商品名

アルストロメリア

英名

Peruvian lily

生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂)

スクロールできます
収載区分法的対応栽培
なし在来種なし注意点

紹介

 アルストロメリア科アルストロメリア属に属する多年草、学名は Alstroemeria で花季は春から夏です。南米のペルー、チリ、ブラジルが原産地で、60種類ほどが自生しています。

 鮮やかな赤、ピンク、オレンジ、黄色など多彩な花色が特徴で、花弁に斑点模様があるエキゾチックな花姿が魅力です。花には芳香はありませんが、蝶や蜂を誘引します。

 育成には日当たりと水はけの良い場所が適しています。耐寒性は中程度で、夏の高温多湿に弱いため、涼しい環境を好みます。酸性土壌を嫌うため、中性から弱アルカリ性の土壌が最適です。

 地植えでも鉢植えでも栽培可能で、庭の花壇やコンテナガーデンに最適です。切り花としても人気が高く、花持ちが良いためフラワーアレンジメントにも重宝されます。

 アルストロメリア科は比較的小さな科で、アルストロメリア属以外にボマレア属などが含まれます。ユリに似た花を咲かせることから「インカのユリ」とも呼ばれますが、ユリ科とは異なる科に分類されています。

 アルストロメリアの名前は、18世紀のスウェーデンの植物学者クラス・アルストレーマーにちなんで名付けられました。彼は南米からヨーロッパにこの植物を持ち帰ったことで知られています。花言葉は「持続」「未来への憧れ」「エキゾチックな美しさ」などがあり、その華やかさと長持ちする特性を表しています。

 現代では、その美しさから結婚式のブーケや祝い事の花として人気があり、贈り物としても喜ばれます。また、品種改良が進み、様々な色や形の品種が開発され続けているため、ガーデニング愛好家の間でも注目を集めています。

 アルストロメリアには、ツリピン(tulipin)とツリポシド(tuliposide)という有毒成分が、球根に高濃度に含まれています。これらの成分は接触性皮膚炎を引き起こす可能性があります。園芸作業の際は手袋を着用し、作業後は手をよく洗うことが推奨されます。

多彩 #エキゾチック #ガーデニング #切り花 #多年草

販売

秋植え球根 アルストロメリア スポットレスセット 6種6球 / アルストロメリアの球根 国華園 24年秋商品

秋植え球根 原種系アルストロメリア 半耐寒性種 パーペルキュラ 1球 / アルストロメリアの球根 国華園 24年秋商品

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