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市場の草花
トロピカルな甘美
一般名・商品名 パパイヤ 英名 Papaya 生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂) 収載区分法的対応栽培なし外来種なし注意点 紹介 アブラナ目パパイア科パパイア属 アブラナ目パパイア科パパイア属に属する常緑多年草、学名はCarica papayaで、花季は年中です。主に熱帯・亜熱帯地域原産で、現在は世界中の温暖な地域で栽培されています。 パパイヤの花は非常に魅力的で、アブラナ目の特徴をよく表しています。雌花は淡黄色で、5枚の花弁が星型に開き、中心に雌しべがあります。雄花はより小さく、細長い... -
園芸種から見る系統樹
アブラナ目:DNAが明かす野菜と花の新たな系譜
アブラナ目の仲間たち:DNAが明かす新事実 アブラナ目(Brassicales) 食卓でおなじみのキャベツやブロッコリー、鮮やかな黄色の菜の花畑、ピリッと辛いワサビ、香り豊かなストックなど、これらはすべて私たちにとって身近なアブラナ目(Brassicales)の植物です。アブラナ目の植物は、世界中に約3,700種存在しています。この植物群は、野菜としてだけでなく、油料作物、観賞用植物、薬用植物など、様々な形で私たちの日常生活に深く関わっています。近年の分子生物学的研究により、この植物群の系統関係や進化... -
市場の草花
美しい白い誘惑
一般名・商品名 シロバナサラセニア 英名 White-topped pitcher plant 生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂) 収載区分法的対応栽培なし外来種なし注意点 紹介 ツツジ目サラセニア科サラセニア属 サラセニア科サラセニア属に属する多年草、学名は Sarracenia leucophylla で花季は春から初夏です。 北アメリカ東南部の湿地帯に自生しており、特にフロリダ州からミシシッピ州にかけての沿岸部に多く見られます。 白と緑の美しいコントラストが特徴的な捕虫器を持ち、上部は純白で赤い網目模様が入りま... -
花は花
食虫植物:緑の捕食者・昆虫を誘う致命的な美
食虫植物は、自然界の中でも特に魅力的で不思議な存在です。栄養分の乏しい環境に適応し、昆虫を捕らえて栄養を補う能力を進化させたこれらの植物は、その独特な形態と機能で多くの人々を魅了してきました。ここでは、食虫植物の世界に深く潜り込み、その分類、育て方、鑑賞のポイント、おすすめの種類、そして食虫植物が持つ独特の魅力や役割について考察してみます。 食虫植物:魅力的で不思議な存在 大まかな分類 食虫植物は、その捕虫方法によっていくつかのグループに分類されます。主な分類は以下の通り... -
市場の草花
生きてる石の不思議
一般名・商品名 リトープス 英名 Living_stones 生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂) 収載区分法的対応栽培なし外来種なし注意点 紹介 ナデシコ目ハマミズナ科リトープス属 ハマミズナ科リトープス属に属する多肉植物、学名は Lithops で花季は秋から冬です。南アフリカやナミビアの乾燥地帯が原産地で、年間降水量250mm以下の環境に適応した特異な形態を持ちます。 リトープスは、2つに分かれた葉の上面が地面と同じ高さになるように生長し、周囲の石や砂利に擬態することで乾燥や捕食から身を守り... -
園芸種から見る系統樹
ナデシコ目:砂漠の宝石から食卓の主役まで
驚きの多様性を秘めるナデシコ目の世界 ナデシコ目(Caryophyllales)は、被子植物の中でも特に多様性に富み、驚くべき適応能力を持つ植物群です。砂漠の過酷な環境に適応したサボテンから、私たちの食卓を彩るホウレンソウまで、この目に属する植物は実に幅広い生態的地位を占めています。近年の分子系統学的研究により、ナデシコ目の分類は大きく変更され、その結果、私たちのこの植物群に対する理解は劇的に深まりました。 本記事では、ナデシコ目の分類学的変遷、驚くべき多様性、進化の物語、そして人間... -
市場の草花
心癒す香りの花
一般名・商品名 ジャスミン、マツリカ 英名 Jasmine 生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂) 収載区分法的対応栽培なし外来種なし注意点 紹介 シソ目モクセイ科ソケイ属 シソ目モクセイ科ソケイ属に属する常緑または落葉性の低木または蔓性植物。学名はJasminum。主に春から夏にかけて開花します。原産地は熱帯・亜熱帯のアジアやアフリカで、世界中で約300種が知られています。 白色や黄色の花を咲かせ、多くの種類が強い芳香を放ちます。花の香りの主成分はジャスモン酸メチルで、香水や茶の香り付け... -
花は花
魅惑のジャスミンの世界:種類、香り、そしてその楽しみ方
ジャスミン属の植物と、ジャスミンと呼ばれるその他の植物 ジャスミンという名前を聞くと、多くの人がその甘美な香りを思い浮かべるでしょう。しかし、その魅力は香りだけではありません。ジャスミンには歴史的・文化的な背景や多様な利用方法があり、さらにその美しい花々は心を癒してくれます。以下では、ジャスミン属とジャスミンと呼ばれるその他の植物についてご紹介します。 真のジャスミン(モクセイ科ソケイ属 Jasminum) 真のジャスミンは、モクセイ科ソケイ属に属する植物群を指します。その中には... -
市場の草花
オーストラリアの優雅な花
一般名・商品名 グレビレア・ココナッツアイス 英名 Grevillea 'Coconut Ice' 生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂) 収載区分法的対応栽培なし外来種なし注意点 紹介 ヤマモガシ目ヤマモガシ科グレヴィレア属 ヤマモガシ目ヤマモガシ科グレヴィレア属に属する半耐寒性常緑低木。学名はGrevillea 'Coconut Ice'。四季咲き性があり、春から秋にかけて開花します。 原産地はオーストラリアです。 ピンクからオレンジへのグラデーションが美しい花と、深く切れ込んだシャープな形の葉が特徴的です。花には... -
園芸種から見る系統樹
ヤマモガシ目の進化と多様性:ゴンドワナ大陸からの遺産
太古の形態を受け継ぐ花々 ヤマモガシ目 ヤマモガシ目(Proteales)は、被子植物の主要なクレードの一つであり、その起源はゴンドワナ大陸にまで遡ります。この目には、ヤマモガシ科(Proteaceae)、スズカケノキ科 (Platanaceae)、アワブキ科 (Sabiaceae)、そしてハス科(Nelumbonaceae)が含まれます。 ここでは、ヤマモガシ目のヤマモガシ科に焦点を当ててみます。ヤマモガシ科は、オーストラリアを中心に、南半球に広く分布する植物群です。その中には、バンクシアやグレビレアのように、美しく個性的な花...