この青を見ずに死ねるか

一般名・商品名

フェリシア カンパニュラ 「カリフォルニア ブルーベル」

英名

California Bluebell

生態系被害防止外来種リスト（2020.11.02改訂）

収載	区分	法的対応	栽培
なし	外来種	なし	注意点

紹介

　ムラサキ科ファセリア属に属する一年草、学名は Phacelia campanularia で花季は春から初夏です。カリフォルニア州のモハーベ砂漠やソノラ砂漠が原産地で、乾燥した砂地に自生しています。鮮やかな青色の花を咲かせるのが特徴で、その青色はRGB値でいうとほぼ0000ffに近い純粋な青色です。花の形は鐘型や漏斗型で、直径は2cmほどになります。葉は丸みを帯びた形で縁に鋸歯があります。

　この植物は日当たりと水はけの良い場所を好みます。耐寒性はそれほど高くないため、寒冷地では一年草として扱います。乾燥に強いため、水やりは控えめにし、過湿に注意が必要です。ロックガーデンや花壇の縁取り、コンテナガーデンなどに適しています。青い花が群生すると、まるで青空の一部が地上に降りてきたかのような美しい景観を作り出します。ムラサキ科の他の植物と同様に、フェリシア カンパニュラも昆虫を引き寄せる効果があります。特に蜂や蝶が好んで訪れ、庭に生態系の多様性をもたらします。

　この花の青色の由来となる色素「ファセリアニン」は、1934年に日本の化学者である柴田桂太によって発見されました。この発見は植物色素の研究に大きな貢献をしました。茎などの分泌液や、毛は刺激や皮膚発疹を引き起こす可能性があります。

　花言葉は「希望」「誠実」「感謝」です。その鮮やかな青色は、晴れ渡った空のように明るい未来への希望を象徴しています。また、砂漠という厳しい環境で咲く姿は、逆境に負けない強さと誠実さを表現しています。

• コラム：この青を見ずに死ねるか

青色 #砂漠の花 #ロックガーデン #一年草 #耐乾性。

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