ブロック塀の上のイチジク

一般名・商品名

オオイタビ 「グリーンウォール」

英名

Creeping fig

生態系被害防止外来種リスト（2020.11.02改訂）

収載	区分	法的対応	栽培
なし	在来種	なし	注意点

紹介

　クワ科イチジク属に属する常緑つる性木本、学名は Ficus pumila で花季は夏から秋です。

東アジア南部原産で、日本では関東南部以西の暖地に自生しています。

　濃い緑色の葉が特徴的で、白い乳液を出します。雌雄異株で、雌株では小さな果実は紫色に熟します。蜂を誘引し、鳥も果実を好みます。耐寒性はやや弱いですが、日当たりの良い場所を好みます。乾燥に強く、過湿に弱いので水はけの良い土壌が適しています。

　壁面緑化や地被植物として人気があり、建物の外壁や石垣、フェンスなどを覆うのに適しています。外壁や石垣の頂上に達すると、木のように立ち上がります。同じクワ科のイチジクとは異なり、オオイタビは食用にはあまり向きませんが、観賞用としての価値が高い植物です。

オオイタビは「緑のカーペット」とも呼ばれ、その美しい緑の葉で建物全体を覆い尽くす様子は圧巻です。都市部のヒートアイランド現象緩和にも一役買っており、環境にやさしい植物として注目されています。また、その強靭な生命力から「忍耐」という花言葉も持ちます。

• コラム：私の本気

濃緑 #壁面緑化 #環境改善 #つる性植物 #常緑木本

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