一般名・商品名
ユウゲショウ
英名
Evening Primrose
生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂)
収載 | 区分 | 法的対応 | 栽培 |
---|---|---|---|
なし | 外来種(帰化植物) | なし | 注意点 |
紹介


アカバナ科マツヨイグサ属に属する多年草、学名は Oenothera rosea で花季は5月から9月です。
北アメリカ原産の帰化植物で、現在は日本を含む世界中に広がっています。
薄紅色の花を咲かせ、花弁には紅色の脈があります。中心部は黄緑色で、やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄蕊が8本あり、雌蕊の先端は紅色で4裂します。葉は緑色で、エディブルフラワーとしても利用できます。耐寒性があり、日当たりの良い場所を好みます。水はけの良い土壌を好みますが、乾燥にも強いです。
庭の花壇や鉢植え、ロックガーデンなど様々な場所で楽しめます。道端や空き地など、自然な雰囲気の中でも美しく映えます。同じアカバナ科のフクシアやヒメフウロなどとも相性が良く、色とりどりの花壇を作ることができます。
ユウゲショウの名前の由来は、午後遅くに開花して艶っぽい花色を持つことからきています。しかし、実際には昼間でも開花した花を見ることができます。明治時代に観賞用として日本に移入され、その美しさと丈夫さから人気を集めました。夕暮れ時に花を観賞すると、薄暮の中で淡い紅色の花が幻想的に浮かび上がり、まるで化粧をした美しい女性のような印象を与えることから、「夕化粧」という和名がつけられたと言われています。
ユウゲショウの花言葉は「静かな愛情」「青春の思い出」「はかない恋」などです。これは、夕暮れ時に開花し、翌朝にはしぼんでしまう儚さから来ています。また、北米先住民族の間では伝統的な薬用植物として重宝されてきました。熟した果実は雨に濡れると開き、種子が飛び散るという特徴があります。種子から抽出される油は栄養価が高く、現代でもサプリメントとして利用されています。
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ユウゲショウ ミニ抜き苗3本
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