阿寒の緑の手毬

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photo: by ユルコ

一般名・商品名

マリモ

英名

Moss ball

生態系被害防止外来種リスト(2020.11.02改訂)

スクロールできます
収載区分法的対応栽培
なし在来種なし注意点

紹介

藻類

 マリモ 「#毬藻」学名:Aegagropila linnaei は、藻類に属する淡水性の緑藻で球状の形態を持つ多年草です。主に夏から秋にかけて生育し、特に8月中旬から9月上旬に遊走子を放出します。マリモは日本の阿寒湖を中心に生息し、北半球の淡水湖にも分布しています。特に阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されており、その美しい球状の姿が特徴です。

 花の色は緑色で、葉は糸状体が集まったもので、芳香はありません。マリモは水質の良い環境を好み、光合成を行うため、酸素を発生させます。観賞用として多くの人々に愛されています。

 育成の注意点としては、マリモは耐寒性が強く、-20°Cまで耐えることができますが、暑さには非常に弱く、35°Cを超えると枯死する可能性があります。水質の悪化にも敏感で、特にカチオン系界面活性剤に弱いです。

 推奨される鑑賞環境は、淡水の水槽やガラス容器で、観賞用としてインテリアに取り入れることが一般的です。マリモは水の中で浮かぶことが少なく、底に沈んでいることが多いですが、光合成が活発なときには浮くこともあります。近縁種にはタテヤママリモがあり、こちらも球状の形態を持ちますが、分布が異なります。

 マリモの歴史は古く、1753年にカール・フォン・リンネによって学名が付けられました。日本のアイヌ民族は古くからマリモの存在を知っていました。現在、保護活動が行われるようになり、1952年には特別天然記念物に指定されました。

販売

【charm】(水草)マリモ SSサイズ(無農薬)(4個

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